留学が延期になったらどうする?

猛威をふるっているウィルスのため、留学やワーキングホリデーが延期になったらどうしますか?私はイギリスの大学院に留学をし、博士号を取得しました。元留学生として今回の事態は色々と思うところがあります。

延期、と一口にいっても人それぞれで、ただ単に留学スタート(渡航)を延ばした人から、留学そのものを中止した人(白紙撤回)まで多様だと思います。今回は留学スタートを延ばした(延期した)人を対象に書いてみようと思います。

留学スタートを延期した人は、延期期間をどう使うか、真剣に考えて実行してください。というのも、予定していたことができなくなった時にどのように行動するかで、職場での評価も変わるからです。今は多くの企業がスタッフを解雇したり、それでなくても一時帰休という形でラインからスタッフを外している所も多いです。また、財務的に苦しいところが多く、昇進昇給はこの1年間は無し、としているところもあると聞きます。今の企業を取り巻く情勢では、企業側も雇われている側も望んでいることが実現できないのです。そういった時に主導権をとって、あるいは主体的に色々できるか、できないかで大きな差がつきます。

また、企業側もこういった状況に陥った時にどのように行動するか、知りたがるのではないでしょうか。留学を終えた後、進学をする人を除けば殆どの人は就活(あるいは転職活動)をすると思います。この時に、「留学スタートを延期してまで留学した理由はなぜ?」と面接で問われると思います。これに対する答えは何でも良いと思いますが、次に「延期した期間(留学に行くまでの時間)何をしていたか」も聞かれると思います。この質問への答え方で人格や性格を見られると思います。

私が留学を始めたときとは状況が異なりますし、今回のような状況は経験していません。ただ、留学中は周辺で絶えず変化が起き、不確実な状態に陥ることもあります。この延期期間をプラスに捉え、良い成長機会と考えて行動してほしいと元留学生は思います。


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