在宅勤務を数ヶ月やってみた結果
ウィルス騒動も落ち着いてきたのか、日本で県境をまたいだ移動が解禁になり、また入国制限の緩和でもいくつかの国と協議に入るなど、今後に向けた動きが出てきています。人の往来も徐々に戻ってきそうですね。 日本国内でも在宅勤務を実施した企業がありましたが、イギリスでは 3月下旬以降、今に至る まで出社しなければ仕事ができない職種の人達以外は全員原則在宅勤務になりました。そのため、通常の在宅勤務とは異なるところがあります。私の勤める会社は以前から在宅勤務制度や出身国からの勤務制度があり、オフィスに出社しない勤務体系が普通にありました。私の会社の場合、在宅勤務が認められるのは原則として週一日のみ、事前(一週間前)に直属の上司からの許可を取る必要があります。また12月の最終週もオフィスビルが閉館になるため、原則在宅勤務になります。そのため、今回のように都市封鎖のために在宅勤務の期間が数カ月にも及ぶようなことはなかったようで、同僚や上司は大変だったようです。 こちらのチャートではイギリス、カナダ、オーストラリア、アメリカ合衆国で働く21歳以上の人たち3000人以上を対象にした在宅勤務の頻度に関する調査結果を示しています。この調査の中でたまに在宅勤務をすると答えた人は35%、全体の約3分の1です。逆に常に在宅勤務という人は16%ですから、この調査結果を見ると、在宅勤務は通常の出社と組み合わされていることが伺えます。 https://www.statista.com/statistics/1111354/frequency-of-working-remote/ Find more statistics at Statista 私自身、数ヶ月の間在宅勤務をしてそのメリット・デメリットを感じました。それぞれ3点づつ上げていこうと思います。 ・メリット 1.朝ゆっくりできる and/or 夕方リラックスできる(ワークライフバランス) これは言うまででもないと思います。在宅勤務中でも勤務時間は変わりませんが、通勤をしない分、朝は遅くまで寝ていられますし、逆に夕方は自分の時間をゆったりととることができます。通勤電車に揺られるストレスもありません。 2.仕事に集中できる 私は一人暮らしなので、家族持ちやお子さんがいらっしゃるかたには当てはまらないかもしれません。オフィスに居るとどうしても...